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Mac でポモドーロ・タイマー:macOS でできること、アプリが補うこと

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ポモドーロ・テクニックのルールはひとつだけです。25 分間ひとつの作業に集中し、5 分休み、4 回ごとに長めの休憩を取る。25 分を数えることなら Mac はもうできます。できないのは、このサイクルを自動でつなぎ、回数を数えることです。ここでは、macOS の標準機能でどこまでできるか、どこで足りなくなるか、そして専用アプリが何を補うかを紹介します。

要点

  • 何もインストールせずに:時計アプリで 25 分のタイマーを設定し、コントロールセンターでおやすみモードを「1時間」にします。
  • 弱点:時計アプリは休憩もサイクルも知りません。セッションも休憩も毎回手動で始める必要があり、その日に何回こなしたかも記録されません。
  • 専用アプリ(Flow、Session、Tack+)は作業と休憩を自動でつなぎ、回数を数え、気が散るサイトをブロックできるものもあります。
  • Tack+ は、画面の端の「フォーカス」ページにサイクル全体をまとめ、パネルを閉じているあいだもセッションを見せ続けます。メニューバーに余裕があれば MacBook のノッチの横に残り時間を、なければ進み具合を示すラインを表示します。

30 秒でわかるポモドーロ・テクニック

1980 年代の終わりに Francesco Cirillo が考案した方法で、名前は彼が学生時代に使っていたトマト形のキッチンタイマーに由来します。作業を短く守られたブロックに区切ります。

  1. 作業をひとつだけ選ぶ:レポート、まとめて返すメール、1 章分の原稿。3 つではなく 1 つです。
  2. 25 分を開始し、ほかのことはしません。思いついたことは紙にメモして、休憩中に戻ります。
  3. 5 分休憩します。できれば画面から離れましょう。
  4. 4 回ごとに、15~30 分の長い休憩を取ります。

時間は絶対ではありません。深い集中が必要な作業では 45 分や 50 分にする人も多くいます。大切なのはリズムと、それを意識しなくて済むことです。

macOS だけで:時計アプリと集中モード

1. 時計アプリのタイマー

時計アプリは macOS Ventura から Mac に搭載されました。1 回分のセッションならこのタイマーで十分です。

  1. 時計アプリを開きます。いちばん速いのは、メニューバーの時刻をクリックしてから「時計」ウィジェットをクリックする方法です。
  2. ウインドウ上部の「タイマー」をクリックします(または「表示」›「タイマー」を選択)。
  3. 25 分に設定し、「開始」をクリックします。
  4. 終わると通知が届きます。休憩には 5 分のタイマーを開始します。

macOS 14.2 以降、時計アプリは複数のタイマーを同時に動かせます。ウインドウ右上のボタンから「カスタムタイマー」(「ポモドーロ」「休憩」などと名前を付けられます)か「プリセット」を選べます。最近使ったタイマーはウインドウ下部に残り、ワンクリックで再開できます。別のアプリを開いても、Mac がスリープしても、カウントダウンは続きます。

2. 集中モードで通知を止める

7 分目に通知が来て作業から引き離されては、タイマーの意味がありません。方法は 2 つあります。

  • その場で:メニューバーのコントロールセンターを開き、「集中モード」セクションをクリックして「おやすみモード」を選び、「1時間」などの継続時間を選びます。ヒント:Option キーを押したままメニューバーの日付と時刻をクリックしても、おやすみモードをオン/オフできます。
  • 専用の集中モード:システム設定 › 集中モードで「集中モードを追加」をクリックし、「カスタム」をクリックします。名前(「集中作業」など)を付け、通知を許可する人やアプリを選びます。最大 10 個まで作成でき、スケジュールも設定できます。

3. Siri とショートカット

Siri には「タイマーを25分にセットして」と頼むだけです。さらに Apple は、よく使うタイマーをショートカットアプリでショートカットにしておき、メニューバーや Siri から呼び出す方法も勧めています。

足りないところ

時計アプリが数えるのは時間の長さであって、サイクルではありません。休憩は毎回手動で始め、今何回目かは自分で覚えておく必要があります。おやすみモードもタイマーのことは知らないので、片方が終わってももう片方が続くことがあります。一日の終わりに、実際に何回こなせたかを教えてくれるものもありません。

Mac 向けポモドーロ・アプリ

専用アプリは足りない部分を補います。自動で始まる休憩、セッション数の記録、そして多くの場合、気が散るアプリやサイトのブロックです。3 つの例と、Mac 単体でできることを並べました。

価格macOSサイクルと休憩特徴
時計(Apple)標準搭載13 以降(複数タイマー:14.2 以降)なし、手動最初から入っていて Siri に対応
Flow無料。Pro は月 2.99 ドル、年 17.99 ドル、買い切り 39.99 ドル15 以降ありアプリとサイトのブロック、統計、iPhone とのタイマー同期(Pro)
Session無料。Pro は月 4.99 ドルまたは年 39.99 ドル10.15 以降ありサイトのブロック、セッション後のメモ、カレンダー連携
Tack+買い切り14 以降あり、サイクルを調整可能画面の端に常駐、余裕があればノッチの横に残り時間、今日のセッション数

価格とバージョンは 2026 年 9 月 27 日に米国 App Store の掲載情報で確認したものです(米ドル、現地の税金を含まず)。その後変更されている可能性があります。

Tack+:サイクル付きの「フォーカス」ページ

Tack+ は Mac を画面の端の細いラインにまとめます。カーソルを端に押し当てるか ⌥ スペース を押すと、パネルが開きます。パネル上部のツール列にあるタイマーのピルが「フォーカス」ページを開きます(macOS の集中モードとは別物で、集中モードを操作することもありません)。

  1. セッションを設定:15、25、45、60 分をワンクリックで選ぶか、5 分ずつ増減します(5~120 分)。
  2. 休憩を設定:短い休憩(1~30 分)、長い休憩(5~60 分)、長い休憩までのサイクルの回数(2~8 回)。
  3. 次のフェーズを自動で開始するか、休憩を毎回自分で始めるかを選びます。
  4. 「開始」をクリック。途中では +5 分、スキップ、停止ができ、停止は数秒間ならキャンセルで取り消せます。
  • パネルを閉じてもセッションは見えています。ノッチのある MacBook でバーを上端に置いている場合は、ノッチの横のメニューバーに余裕がある限り、カメラの右側の「ウイング」にリングと残り時間が表示されます(余裕がなければ、カメラの下の細い進行ラインが代わりに表示されます)。それ以外の場合は画面の端のラインがセッションの進み具合を示します。
  • フェーズの終わりには、短い音(オフにできます)、パネル下部のメッセージ、そして「灯台」をオンにしていれば Caps Lock キーの LED が点滅します。セッション後は 3 回、休憩後は 2 回です。
  • ページ上部の「今日」には、その日に完了したセッション数と集中した分数が表示されます。
  • 進行中のセッションは、Mac のスリープや Tack+ の再起動をまたいでも保たれます。

Tack+ にできないこと:アプリやサイトはブロックしません。macOS の集中モードを代わりにオンにすることもありません。ブロックが欠かせないなら Flow や Session が向いています。ウインドウを増やさずに時間の流れを見ていたいなら、それが Tack+ の役目です。ノッチについては専用ガイドMacBook のノッチの活用法があり、ノッチに住むほかのアプリはMac で Dynamic Island のガイドで比較しています。

どれを選ぶ?

  • まず方法を試したい:時計アプリとおやすみモードで、1 週間のお試しには十分です。
  • ついサイトを見てしまう:Flow や Session のようなブロック機能付きのアプリを。
  • ウインドウを増やさずにサイクルを回したい:Tack+ の「フォーカス」ページ。音楽(Spotify や Apple Music)やウィジェットと同じパネルに収まります。

出典:Apple サポート「Macの時計でタイマーを設定する」「Macで集中モードのオン/オフを切り替える」(2026 年 9 月 27 日閲覧)。

よくある質問

Mac にはポモドーロ・タイマーが標準で入っていますか?

厳密には入っていません。時計アプリにはタイマーがあり、macOS 14.2 以降は複数同時に使えますが、休憩を自動でつないだり回数を数えたりはしません。フェーズごとに手動で始める必要があります。

Mac がスリープしてもタイマーは続きますか?

時計アプリなら続きます。Apple によると、別のアプリを開いても Mac がスリープしても、カウントダウンは続きます。Tack+ でも、進行中のセッションはスリープ解除後にそのまま残ります。スリープ中に終わったフェーズは、音を鳴らさずにお知らせします。

1 ポモドーロは何分がいいですか?

元の方法では作業 25 分、休憩 5 分、4 回ごとに 15~30 分の休憩です。深い集中が必要な作業では 45 分や 50 分に延ばす人も多くいます。大切なのは一定のリズムを保つことです。

Tack+ は気が散るサイトをブロックできますか?

できません。「フォーカス」ページはフェーズを数え、つなぎ、知らせますが、アプリやサイトはブロックしません。ブロックには Flow や Session のようなアプリを、通知には macOS の集中モードを使ってください。

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